
クロロとヒソカの天空闘技場での対戦がコミック化されたり、王位継承権編でクラピカの緋の眼の謎が解明されたりと盛り上がりを続けるハンターハンターなんですが、ぶっちゃけ休載が多すぎだと思いませんか?
子供の頃、一回発売が待ちきれずに単行本を全部売って、大人になってから全部買い直したくらい休載が多いし、めっちゃ面白いのにとにかく展開が長すぎなんですよ(笑)
数年前に完結し、アニメ化までされたキメラアント編も私が小学生の時から連載が始まったのに、社会人になってやっと終了したくらいですからね(笑)
そこで今回はハンターハンターの休載理由を詳しくまとめていきたいと思います。
これはファンなら知っている方も多いと思いますが、最近ハンターハンターが好きになった方は若い世代だと思うので、そんな方にも休載に辛抱強くなって知ってもらいたい内容です。
目次
作者・冨樫義博先生について
ハンターハンターの作者は、言わずと知れた「冨樫義博」先生です。
代表作としては「幽☆遊☆白書」や「レベルE」などが上がり、どれもアニメ化までされている超売れっ子です。
幽☆遊☆白書は全19巻までと、今のジャンプ作品と比べたらかなり少ない巻数なんですが、累計発行部数は5000万部と驚異的な売上となっています。
レベルEはアシスタントを一切雇わずに本人のみで書ききった作品として有名です。
ハンターハンター休載年表まとめ
これまでのハンターハンターの休載を年表にするとこんな感じです。
2016年
2015年 【休載率100.0%※】
2014年 【休載率81.3%】 ←重度の腰痛
2013年 【休載率95.8%】 ←クラピカ追憶編(読切)
2012年 【休載率70.8%】 ←暗黒大陸編。冨樫インフルに感染し関節痛から腱鞘災を併発
2011年 【休載率66.0%】 ←会長選挙・アルカ編。冨樫体育座りが出来なくなったと告白。
レベルEアニメ化、ハンタ再アニメ化
2010年 【休載率58.3%】 ←幽白文庫版発売
2009年 【休載率95.9%】
2008年 【休載率58.3%】 ←長女誕生
2007年 【休載率83.3%】
2006年 【休載率91.7%】 ←巻末コメント「椅子から動けない日が続いております」。長期休載始まる
2005年 【休載率35.4%】 ←人間ドック、冨樫夫妻の絵本発売、ハンタ21巻「いっぱいいっぱいです」
2004年 【休載率53.1%】 ←冨樫家族旅行、ハンタのパワプロ企画、幽白完全版発売
2003年 【休載率20.8%】 ←キメラ=アント編。冨樫家族とTDS、ハンタ18巻「この巻も大変でした」
2002年 【休載率37.5%】 ←家族で初TDL。冨樫入院。ハンタの企画でサイコロを3万5千回振る
2001年 【休載率33.3%】 ←グリードアイランド編
2000年 【休載率27.1%】 ←ヨークシン編(幻影旅団編)。冨樫エジプト旅行、長男誕生
1999年 【休載率31.3%】 ←天空闘技場編 。冨樫結婚、新婚旅行、ハンタアニメ化
1998年 【休載率8.1%】 ←連載開始、ハンター試験編
休載率59.7% [2016年19号現在
連続掲載回数30回 (2011年35・36合併号~2012年16号)
連続休載記録80回 (2014年39号~2016年19号)
年別休載率記録100.0% (2015年)
【引用元】冨樫仕事しろ
キメラアント編のラストから、アルカ編、クラピカ追憶編くらいまでは休載率は多いものの、復帰した際に一気にまとめて連載してくれるイメージを受けました。スクリーントーンとかもたくさん使っていていろいろ拘っている印象です。これは奥さんのサポートもあるのかも。
最近の暗黒大陸編でもその傾向は続いているので、復帰後しばらくの期間は連載を楽しめる期待ができます。
むしろそれまでは休載しても書き溜めているわけでもなく、復帰してすぐに休載…ってパターンが多すぎました。
冨樫先生が休載する理由は?
冨樫先生の休載理由で一番言われている意見は「冨樫病」です。
ファンならよく知れ渡っている話ですが、そうでない方には「病気なの?」って思われてしまいますよね。でも違うんです。
冨樫病=漫画描きたくないよ病
なんです(笑)
これは冨樫先生に始まった話ではなく一度売れた漫画家に多いそうなのですが、連載時に過酷な環境だったことや、売れて一生遊んで暮らせるお金があることなどから、漫画を描く気力が起きなくなり無気力な状態をこう言います。
冨樫先生が一番最初だったからそう呼ばれているとか…
他にも本当に病気説だったり、ゲームが好きすぎて最新ゲームが出るたびに全クリするまでは休載だと言われています。特にドラクエやファイナルファンタジーなどの有名作が出ると決まって休載します。
とは言えども、さすがに本人が正式に言ったわけではないので真偽は不明です…が本人の性格から信憑性はかなり高いと思われます。
完結はいつ?ちゃんと書ききれるの?
ここで気になるのは、こんなに休載ばかりで完結まで書ききれるのかという点です。
冨樫先生は1966年生まれなのでこの記事を書いている2017年時点で51歳ということになります。
これは他の漫画にも言える事で、名探偵コナン名探偵コナンとかもちゃんと完結してくれるのか心配なんですよね。全部私が小学生の時から始まったやつ!もう工藤新一より年上になっちまったよ!!(笑)
ゴンとは同い年くらいのはずだったのにな~(笑)
…とまぁ話は逸れましたが、冨樫先生51歳なんですよ。無事に完結できるように健康には気を遣っていただきたいところ。
私の予想では、現在の暗黒大陸編でゴンのおじいさんであるドン=フリークスに出会うのではないかと思っています。ジンにもすでに会っていますし、暗黒大陸での冒険を経てドンに会ったところで、アルカ編ラストの世界は広い的な回想から完結するのではと思っています。
冨樫先生は1から10まで全てを語るタイプではないと思うので、ある程度話が収束したところで完結させてくるはずです。
ではそれがいつになるかというと、今のペースなら最低5~7年はかかるかな~と思います(汗)
まとめ:アシスタントでも奥さんでも協力してもらって早めに完結させて
冨樫先生の奥さんはセーラームーンの作者である「武内直子」さんです。
前述した内容で少し触れましたが、最近の画の中で、たまにかわいらしい加工をしてあったり、スクリーントーンを使っている部分はおそらく奥さんのサポートだと予想できます。
ってことはですよ?サポート多けりゃ早く書けるじゃん!
っていう当たり前の結論になるんです。
お願いです!サポートでもなんでも借りて早めに完結させてください。幽遊白書みたいに途中で投げたりしないでね(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。